お問い合わせ 朝日教育会議事務局
https://krs.bz/asahi/m/aef-toiawase
11/20(土)
13:30~16:35
「合理的な根拠に基づく政策立案」(EBPM)や「データサイエンス」が注目されるなど、事実の客観的分析をもとにした判断の大切さが強調されています。SNSなどによる情報の氾濫のなかで、社会課題を正しく解決するための意思決定のあり方を考えます。
13:35~14:15
データを活かす実践知
社会的課題としてとらえるデータサイエンス
「日本では、科学者が政策を決める人に助言する方法、つまり、両者の間のチャンネルが互いに通じ合っていない」(真鍋淑郎さん)。
データサイエンスを日本社会で活かし切れていないという課題にどう取り組むべきなのか。求められている実践知を考える。
法政大学総長 法学部政治学科教授
PROFILEひろせ・かつや◎1958年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。87年法政大学法学部助教授、95年同教授、2021年から総長に就任。専門は行政学・公共政策学。自治体議会の改革などに詳しい。
14:15~14:40
多声を聴く
ポリフォニック・リサーチと実践知
法政大学人間環境学部教授
PROFILEゆざわ・のりこ◎1974年、大阪府出身。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得満期退学。博士(文学)。著書に『胃袋の近代』、『7袋のポテトチップス』、『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』等がある。
14:40~15:05
存在しなかった出産議員
東京都豊島区議会議員、「出産議員ネットワーク」代表
PROFILEながの・ひろこ◎1972年、千葉県出身。行政書士。2003年初当選、現在5期目。2008年に長男、2010年に長女を出産。全国の地方議会の任期中の出産事例や子育てとの両立課題を調査し、制度・環境整備に取り組む。法政大学大学院政策創造研究科在学中。
15:15~16:35
世の中は「正しく」動いているか?
~合理的な意思決定と「実践知」~
廣瀬 克哉 氏
法政大学総長
法学部政治学科教授
湯澤 規子 氏
法政大学
人間環境学部教授
永野ひろ子 氏
東京都豊島区議会議員
「出産議員ネットワーク」代表
藤代 裕之 氏
法政大学社会学部教授 ジャーナリスト
ふじしろ・ひろゆき◎1973年、徳島県出身。徳島新聞の記者から、NTTレゾナントでニュース編集者などを経て、2013年から法政大学。ソーシャルメディアの研究に取り組み、近年はフェイクニュースの解明に力を入れる。編著に『フェイクニュースの生態系』など。
●コーディネーター
原 真人
朝日新聞社編集委員
はら・まこと◎早稲田大卒、日本経済新聞社を経て、1988年入社。主に経済畑の記者として歩み、経済部デスク、論説委員、朝刊の当番編集長などを経て、経済分野を担当する編集委員。経済面コラム「多事奏論」を執筆中。著書に『日本銀行「失敗の本質」』(小学館新書)など。