11/27(日)
13:30~16:30(予定)
社会的な課題を様々な専門知を総合して解決することが求められる今日、総合大学での学びをどう組み立てるべきか、学生がどう自分のものにしていくか、そして総合大学自身がどう変化すべきかを、法政大学が掲げる「自由を生き抜く実践知」から考えていきます。
「実践知」からみた「専門知」と「総合知」
大学教育にとどまらず、日本社会全体における文理分断の克服が提起されている。 「専門知」を前提としつつ「総合知」に到達するためには「実践知」の裏付けによって社会課題の解決に取り組むことが求められる。大学はそれにどう向き合うのかを考える。
法政大学総長 法学部政治学科教授
PROFILEひろせ・かつや◎1958年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。87年法政大学法学部助教授、95年同教授、2021年総長就任。専門は行政学・公共政策学。自治体議会の改革などに詳しい。
企業におけるDX化とその課題
日本マクドナルド人事本部執行役員
チーフ・ピープル・オフィサー
PROFILEさいとう・ゆきこ◎1999年にヤフーに入社し、100人から6,000人規模の企業に急成長する中で新卒一括採用廃止やダイバーシティ&インクルージョン、エンジニア人材戦略など多様な人材の採用と活動支援を推進。2018年11月よりアンダーソン・毛利・友常法律事務所に勤務。事務長兼CHROとしてデジタルトランスフォーメーションや人事制度改革などの経営改革に参画。21年8月より日本マクドナルドにて執行役員チーフ・ピープル・オフィサーとして勤務。18年3月東京理科大学大学院技術経営修士(MOT)取得。
学生が求める「学び」に向けて
~学部横断プログラムの取り組みから~
法政大学国際文化学部教授
PROFILEきぬがさ・まさあき◎1965年兵庫県生まれ。東京大学教養学部教養学科卒、同大学院総合文化研究科博士課程満期退学。コロンビア大学でMPhilを取得。2001年に法政大学着任、21年から副学長補佐を務める。専門は比較文学・比較文化。
総合大学での学びを誰が「再編集」するのか?
廣瀬 克哉 氏
法政大学総長
法学部政治学科教授
斎藤由希子 氏
日本マクドナルド
人事本部執行役員
チーフ・ピープル・
オフィサー
衣笠正晃 氏
法政大学
国際文化学部教授
坂爪洋美 氏
法政大学キャリアデザイン学部教授
さかづめ・ひろみ◎慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程単位取得退学。博士(経営学)。2015年法政大学着任。日本労務学会元会長、日本キャリアデザイン学会副会長。専門は産業・組織心理学。近著に『シリーズダイバーシティ経営 管理職の役割』(中央経済社、2020年、共著)。
●コーディネーター
宮坂麻子
朝日新聞社編集委員
みやさか・あさこ◎1992年朝日新聞社入社。東京本社社会部の文部科学省担当などを経て、「いま」を生きるこどもたちと、未来へつながる教育を追い続けている。編著に「学びに凸凹のある子が輝く デジタル時代の教育支援ガイド」ほか。